ザッツ・エンタテインメント!

この楽団の名前にピンとこなくても、この楽団が生み出したメロディーはきっと誰もが一度は耳にしたことがあるはず。
たとえばいまなら『KIRIN 一番搾り』のCMの鼻歌(以前わたしが「育てる」ってなんやねん! と文句言ったやつのシリーズ)。
あれはグレン・ミラーの『茶色の小瓶』という名曲なのだ。


または『SUZUKI ワゴンR』のCMのBGM。
こちらは『イン・ザ・ムード』(わたしがいちばんすきな曲)で、これもまた有名。

ことほどさように彼らの楽曲は我々の周囲にいつのまにか流れているのだ。

昨日のセトリもそんなナンバーで埋め尽くされていて、もうかっこいいったら、なかった!!
言っちゃなんだけど、やっぱ本場は凄い。同じ楽器編成なのに、夏に聴いた日本の楽団とはなにかが違った。
たぶん人種のDNAに組み込まれたリズム感、なんだろーなー。
「パパンがパン」がDNAの日本人にはまだまだ遠い、スイングのリズムなのだ。
ああ、素晴らしかった、また行きたいなー。


ところで。
こういうビックバンド形態のライブが初めてなので、ステージ中央で指揮を執る男性がボーカル曲で歌い始めたときはつい
「オマエが歌うんかい!」
とココロの中で突っ込んでしまいました。


2017.12.3 グレン・ミラー・オーケストラ 
於:Bunkamura オーチャードホール

・MOONLIGHT SERENADE
・CARIBBEAN CLIPPER
・(I'VE COT A GAL IN)KALAMAZOO
・BLUEBERRY HILL
・A STRING OF PEARLS(真珠の首飾り)
・ALMOST LIKE BEING IN LOVE
・I'M GLAD THERE IS YOU
・TUXEDO JUNCTION
・AT SUNDOWN
・FALLING LEAVES
・AT LONG LAST LOVE
・AMERICAN PATROL
・LIKE THE FLOW OF THE RIVER(川の流れのように/カバー)※
・IT HAPPENED IN SUN VALLEY
・DON'T SIT UNDER THE APPLE TREE
  (WITH ANYONE ELSE BUT ME)

 −intermission−

・SKYLINER
・I'M OLD FASHIONED
・PENNSYLVANIA 6-5000
・THE RHUMBA JUMPS
・LOVE ME OR LEAVE ME
・LITTLE BROWN JUG(茶色の小瓶)
・SLUMBER SONG
・CHATTANOOGA CHOO CHOO
・MY WAY
・IN THE MOOD(イン・ザ・ムード)
・MOONLIGHT SERENADE

 −アンコール:確認できず−

※日本公演限定プログラム







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2番!


新聞広告を目ざとく見つけるオカン。
西本さんが振るラフマニノフのシンフォニーとコンツェルト、両方2番。
そりゃ行くでしょ、そうでしょ!
1回券を申し込みましょうぞ。
来年の夏の話しだけどね。
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チャレンジ1年生!


日本の楽団ではナンバーワンといわれているN響のチケットを、ここに出ている期間公演の中から取ってみました。
お初なので、いちばんリーズナブルな席です。
どんな音なんだろう、楽しみだなー。
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ゆりこのような。
新しい職場にももうかなり慣れてきて・・・・・・まだこの職場にきて1年経ってないのに
「去年の時どうだったっけ?」
とか訊かれて
「いやいやいや・・・」
な応酬が繰り返されること数回。
わたしゃどれだけ図々しい勤務態度なのだろうか、と反省しつつ、でもどうしても慣れないのが、やたらに飛び交う「カタカナ語」なのである。

まず第一次接近遭遇したのが「アサイン」。

メールにフツーに書かれていて
「???」
となってしまって、即調べた。
したら
割り当てる、指定する、任命する
と出た。
へー、そうなんだ。
こういうビジネス用語が使われる業界なんだ、と納得した。

続いて遭遇したのが「スキーム」。
これもメールで送られてきてビビった。
そんで調べた。
枠組みのある計画。事業計画をビジネススキームと言ったりする
だそうな。
普通に「計画」じゃダメなんだろうか、とふとおもった。

その次が「マター」。
これもメールで「北村さんマターでお願いします」と書かれていてキョドった。
恐々調べたら
担当。担当者。誰が担当する仕事なのかを示す言葉
だった。
素直に「北村さんの担当で」でいいのではないだろうか、とおもった。

それから出てきたのが「リマインド」。
これもメールにあって、目がテンになったので、調べた。
「思い出させる」「思い起こさせる」といった意味
だってさ。
べつにカタカナ語にしなくてもよくない? とイラついてしまった。

その他、これまでの職場では使われなかったビジネスのカタカナ用語が次々出てきて、おばはんは実はうんざりしている。
幸いなことにそれらはすべてメールに書かれていた言葉なので、あとでこっそり調べて理解できたが、これらを目の前で話されたら・・・ちょっとまずい。ぜったいあたふたしてしまう。
けど、よのなかにはこんなの初歩的で、もっともっとレベルの高いカタカナ語で会話が成立している職場もあるんだろうね。
それをこの程度でげんなりしているなんて、と読みながら呆れている方もおられよう。
でもさー、めんどくさいのよね、ぶっちゃけ。
「いちいちわざわざ難しいカタカナ語に変換せんでもええやん」
が本音だわさ。
特に、ちゃんと日本語のわかりやすい言葉があるものに関してそう感じる(例に挙げた「マター」「スキーム」とか)。

似たようなきもちになったのは、都知事にゆりこが就任したときだ。
選挙中からその気配はあったが、当選してからの記者会見や、その後の議会での演説でのカタカナ語の使用頻度の高さときたら。
みなさんもニュースなんかでご覧になったことがあるとおもうが、どうだった?
「なんでそれをいちいちカタカナ語で?」
て感じたりしなかった?
というか、何を言いたいのかさっぱりわからん、ではなかった?

まあね、現代は日本国内だけで仕事がおさまらないことが多いから、どうしても語源が英語の言葉を使ったほうがいいんだろうけど、でも明らかに日本人同士でやりとりするのに、そこまでカタカナ語を織り交ぜてどないすんねん? というのが、日本語だいすきなおばはんのおもいでは、ある。
(そもそも日本語の単語をおもいつかないんじゃねーのか? と意地悪く考えてもいる)

でもそういう職場に入ってしまったので仕方ない。
今後も次々繰り出されるカタカナ語にダメージ喰らいつつ、ちゃんと覚えて、メール文を理解できるようにならねばなるまい。
たぶんわたしがそれらを使ってメールを送ることはないだろうけど(そういえば「北村さんのメールって武士みたいですよね」て言われたよ、マジで。別に「候」だの使ってるんではないのに)。


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贅沢な時間。

2017.3/5 東京フィルハーモニー交響楽団
於:Bunkamuraオーチャードホール

・ベートーベン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73『皇帝』
・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ長調 作品23
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18

[アンコール]
・ショパン ノクターン第7番


この3曲をいっぺんに聴ける、ていうのは、数年前の『WGR!』のときに自身がリクエストした3曲全部が演奏された、に等しいくらいの僥倖なわけで、そりゃいろいろ気がかりなことや心配事があろうとも、チケット取るでしょ、そうでしょ!! てなわけで聴きに行ってきた。
いやあ、ほんと、贅沢な時間だったわぁ・・・・・・(おもいだしてはうっとりする)。
3曲が3曲とも雄大かつ壮大な曲調だから、聴いてると高揚感が湧いてきて、知らず知らずに体が揺れてたりする。
いわゆる“ノッてる”てやつ。
クラシックだっても“ノれる”のだ。
うーむ、わたしって、壮大なイメージの楽曲が好きなんだな(だからウチのおじぃたちの曲も好きなのだ!)。

ところでわたしはピアニストには疎いので、本公演のピアニスト・清水和音氏を存じ上げなかったのであるが、素晴らしい演奏だったのでべっくらこいた。
で、調べたらやっぱりそこそこ凄いピアニストだった。
プロフィールを読むとベートーベンとショパンに注力してるようだけど、この三大ピアノ協奏曲のなかではラフマニノフがいちばん凄かったぞ(むしろ『皇帝』は流してた、的な)。
清水さんのCD探して聴いてみようかな。

なにはともあれ、大満足な公演であった。


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疑似体験。
2017.1/9 日本フィルハーモニー交響楽団
於:東京オペラシティコンサートホール

・J.シュトラウス鏡ぁТ邁侶燹圓海Δ發蝓媾曲
・レハール:喜歌劇《微笑みの国》より「君はわが心のすべて」
・プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》より「誰も寝てはならぬ」
・J.シュトラウス鏡ぁ美しく青きドナウ

・ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 Op.95《新世界より》

[アンコール]
・J.シュトラウス:ラデツキー行進曲


本日のプログラム。
「美しく青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」って、まるでウィーン・フィルのニューイヤーコンサートみたいでまさに『俺得』。
あんまり感激してしまい、70歳までにはやっぱり本場(ウイーンのニューイヤーコンサート)に行こう、と決心してしまった。
いいの、俗物と嗤われたって。行きたいものは行きたいの。
だから(いろいろ)頑張る!


てことで。
去年は一度も西本さんの振る公演を聴きに行けなかったので、今年は早々に。
やはり新春は明るい楽曲が選ばれていて、たいへんに楽しいコンサートでした。
特にワルツはいいねぇ。
ダンス踊れないけど、踊りたくなるほどきもちがブンチャッチャのリズムに弾みます!
それと本日のメイン『新世界より』。
いつもは西本さんが指揮してるブダペスト・フィルのCDを聴きまくってるんだけど、同じ楽曲・同じ指揮者なのに、んまぁ、こんなに違うのね! というやつの見本みたいでした。
もちろん楽団のスキルも関係してるんだろうけど、西本さんの解釈の変遷の影響も大きいのだろうとおもわれ、わたしの持ってるCD(2008年録音)の時から、どんなふうに変わっていったのかな? と、とても興味深いです。

しかしながら今回、オーケストラで『新世界より』聴くのは2度目で、楽団の演奏の違いというのもしっかりわかってしまった面もありました。
申し訳ないけど、日本フィルの『新世界より』はウィーン・フィルの『新世界より』にはまだまだ、まだまだ。
ううー、ピアニシモが・・・・・・とか、あうー、バイオリンが・・・・・とか、如実に。
あ、でもフルートとトロンボーンのソロをとった人は巧かったな。あとコントラバスの音もよかった。

けど、ここまで違いがはっきりわかるってのもおもしろいので、おなじ楽曲をたくさんの楽団で聴き比べてみるのもいいかもしれないなとちょっとおもいました。
また今度ちがう楽団の『新世界より』を聴きに行ってみよう。


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やるならやらねば!


昨夜の『ブラタモリ』は久々に興奮して見た!
これはもう、年末の城ホ翌日に“『ブラタモ』なぞり”を決行せよ、という天からの啓示に他なるまいよ。
この町割りとか、見てみたいところ満載!

ということで、去年十二単の着付けに付き合わせた友に今年も連れまわすことの承諾を得ねば。

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同志よ!

本日の朝刊に発見し、つい声に出して言ってしまったのがこのエントリタイトル。
是非ともこの方にも【「させていただきます」乱用撲滅委員会】入会して欲しいものです。


あのさ、ほんと、この「させていただきます」をお使いのみなさん。
これで謙譲語使ってるとおもったら大間違いだからね?
今一度説明するけど、「させていただきます」は
ア)相手側又は第三者の許可を受けて行い,
イ)そのことで恩恵を受けるという事実や気持ちのある場合に使われる
出典:文化庁の「敬語の指針」のP.40〜41
ものですからね? 
たぶんね、皆さんね、「許可を受けて行い」の部分だけをフューチャーしてますでしょ?
だからなんでもかんでも
「させていただきます」
になっちゃう。

とてもわかりやすい説明文がココにあったので引用しますね。
「それでは説明をさせていただきます」は誤った敬語の使い方です。
「させていただく」は、自分が行うことを相手の許可を受けて行い、
それを行うことで自分が恩恵にあずかる場合に使用します。
つまり、相手の許可を受ける必要がない場合は使用する必要がありません。
「次の章で説明をさせていただきます」は、
誰かの許可を受けなければいけない私の行為ではないので
「次の章で説明をいたします」が正しい敬語の使い方になります。
ね、明解でしょ?
もとから、相手がなんと言おうとあなたがその行為をとりやめないことは決まってるんだから、へんに謙遜しなくたっていいんです(らんぼうな理論)。
丁寧な言い回し
「〜致します」
でじゅうぶんなんです。


ここでひとつ、わたしが実際に職場の若手に注意した事例を挙げましょうか。
その若手はネットで調べ物をしていて、欲しい情報を持っていそうな会社の公式サイトを見て電話をかけたのです。
そのとき
「御社のホームページを見させていただいてお電話させていただきました」
と、やらかしたので、電話が終わったあと
「先方は「ぜひ見てくれ」とサイトを開設してるし、どうぞ問い合わせてくださいと電話番号を開示してるんだから、あなたは許可を得る必要はない。「御社のホームページを拝見してお電話致しました」でよい」
と説教かましてしまったというエピソード。
その若手は終始キョトンだったので、お局がうるさかった、だけなオチなんだけど、でもこうして教えることのできる年長者がいないから、誤用・乱用が蔓延るのだという現実に立ち向かうには
「チョー上から目線〜〜〜」
と影で言われようが、言い続けるしかないのだとおもいます。

SNSやネットだけの用語を駆使できるのもいいけれど、きちんとした日本語も使えるほうがぜったいに大人としてはカッコイイはず。
なのでせめて我々の年代は
「させていただきます」
は、正しい場面で使いましょう。
がんばれ、あたしたち!
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十二単を着てみました。
さて三が日も終わったので、2016年一発目のエントリをあげてみます。
そしてその内容は、松の内には相応しかろうという、ちょっと稀有な体験をしてきたお話しであります。

これまでも29日の大阪ファイナルの翌日は、せっかく関西に来たんだから、ってんでいろいろ寄り道しているのは(誰にも頼まれていないのに)ご報告申し上げてまいりました。
例えば坂さんの書写真展の作品の撮影場所を後追いしたり、ベタに大阪観光したり、自分たちで奏上した甲子園のレンガ見に行ったりと、ほぼ年中行事と化している寄り道です。
そんななか、2015年は、晩夏頃に偶然発見したネットの体験記事で
「これはわたしも是非!」
と食指の働いたものでした。

そう、それがまさに【十二単を着る】。

平安(古典)文学を愛する者にとって、これほどの好機がありましょうや。
即行で12/30の体験を申し込みし、無事に受理されたので、古典好き―というか古典教科の教師なので、どっちかってーとわたしよりも体験に相応しいポジションの同行友人とワクワクしながら現地へ向かいました。

こちらが現場です。

看板に相反してごくふつうの京町屋でしたが、準備されているものは間違いなく“本物”。
数種類とはいえ、単(ひとえ)+五つ衣の【襲(かさね)の色目】も、唐衣との組み合わせの【かさねの色目】も選べるのです。
※(色目の話はマニアックなうえ難しい話なので、興味のある方は後々リンクを貼っておきますので、そちらをお読みください)

さらには着るものに合わせたメイクも施してくれます。
ようするにやや白塗りに近い、ひな人形のお顔に近いメイクですので、似合う人とそうでないそれなりに仕上がるのが怖いところです(わたしはとうぜん後者。トホホ)。
そんな下準備を経て、いざ着付けスタート!

驚くことにたったふたりで着付けてくれるのですが、丁寧に布の模様や謂れなどを説明しながらでもとてもスピーディです。
もちろん手馴れているということもあるのでしょうが、本来この装束は“高貴な方”のお召し物なので、立ったままという不自由な体勢を長時間取らせるのは無礼にあたる、ということとて素早くこなすのがマナーである、ことにも由来します。
なので、着付けによる時間拘束で疲れることはありませんでした。
ただし、どんどん重ねられる衣装が、想像以上に重い! そして胴回りが苦しい。
いやはや、こんなに着るのがたいへんなものだったとは! です、
これまさに百聞はなんとかにしかず。

そんなこんなな着付けの結果が、こちら!
どうよ? 顔が見えないからきれいでしょう?

てのもオチとして弱いので、モザイク入れて装束がわかりやすい姿も公開しましょう。
じゃーん!



ちなみにかもじを付けています。
この垂髪スタイルと、皇族方のお姿でお馴染みの大垂髪(おすべらかし)と選べます(が、大垂髪は価格がワンランク違うのでご注意)。

そしてわたしの装束のいろめですが。
いちばん外側(手の指側)の緋からピンク数枚+若葉色までを『白梅』といい、その隣の紫といちばん上の蘇芳(赤系色)を重ねて来た全体の色目は『樺桜』です。
図らずもこの色目、『枕草子』に書かれた【関白殿、二月十日のほどに法興院の積善寺といふ御堂にて】の段の中宮定子様のお召し物に近いという畏れ多いことになってしまいました。
(((( ;゚Д゚))) 嗚呼、中宮様に申し訳ない。

わたしがそんなふうにおそれおののいているうちに、続いては友人の着付けです。
手順はわたしのときとまったく同じ(あたりまえ)。
違うのは、この装束とメイクがわたしよりずっと似合っていた、ということ。
羨ましス。
その姿がこちら。
ね、堂々として威厳あるよね? 
紫式部ってこんな人だったんではないかしら? とおもえるくらいに決まってる。


ちなみに友人の襲の色目は『萌黄』。でもうっかりして、全体のいろめを聴くのを忘れてしまったです。
でもいろんな資料と照合すると『雪ノ下』じゃないかぁ。自信はないけど。

というわけで、ふたり共に着付け終わったので、ツーショットを撮ってもらいました。
これはなかなかいい感じだと自画自賛。

おこがましいけど【清少納言(わたし)と紫式部(友人)】てなふう。
当時は絶対にありえなかったこの組み合わせが実現!! と大仰に言ってみたりする。


清女「ちょっとあんた、この色目似合うわね。意外とセンスいいんじゃない?」
式部「・・・・・・(カチン」
(やっぱり険悪)

ついでにわたしがどうしても撮りたかったので、無理やり友人にやってもらった“タイムスリップバージョン”。
スマホを操る紫式部。
わはは。


ところで我々は緋色の袴を着用しています。
有職故実に則れば、いくら未婚とて我々のようなオバハンは、濃色(海老茶)を穿かないとイカンらしいのですが、着付けの方の計らいにより、緋袴でいかせてもらえました。
お気遣い、有り難く身に沁みましてございました。
なので決して無知なのではありませんと、最後に言い訳して、この体験記事を〆たいとおもいます。
いい経験ができました。
楽しかったなあ。


以下、十二単に関する資料サイト。

◆Maccafushigi・・・十二単資料

◆綺陽装束研究所・・・襲色目・かさねいろめ(女房装束)

◆色の万華鏡・・・平安時代 源氏物語の色・襲

*個人的には用語・色名ごとのページを作成されている『Maccafushigi』さんのサイトがいちばんわかりやすいかとおもいますので、隅々までどうぞ。

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ウォルフの象徴。


ベートーベンの『皇帝』は、わたしがクラシックのなかでとにかくいちばんすきな楽曲です。
なぜか、と申しますと、竹宮恵子先生の『変奏曲』という作品の主人公のひとりである、ウォルフことハンネス・ヴォルフガング・リヒターのデビューリサイタルで演奏された曲だからです。
て。
これだけでは漫画の主人公が演奏しただけで? ということになってしまうので、ちゃんと続きがありまして、その漫画の【イメージアルバム】というのが発売されたのですよ。
どんな内容かというと、ウォルフとエドナン(もうひとりの主人公)が演奏したクラシック曲と物語を簡単にナレーション(なんと岸田今日子さん)で追っていくという構成でした。
こんなジャケット(↓)
(ネットの海にはこういうありがたいものも漂っておるのう)

わたしが購入したのはカセット(!)でしたが、Side-B(つまりB面)の1曲目が『皇帝』でした。
高校生だったわたしが『運命』と『第九』以外で初めて聴いたベートーベン。
なんて華やかで軽やかできれいな楽曲なんだろう! と胸がときめきました。
しょっぱなから豪勢に全楽器で高らかに奏でるファンファーレのようなメロディー。
続いてピアノの低音部から高音部へ駆け上がるような速弾きが入り、再びファンファーレ調の主題が入ってくる、この流れ。

もう、うわぁ、うわぁ、うわぁあ! なのです。
ベートーベン、すげー!! なのです。
いっきにココロ鷲掴まれ、なのです。

以来、わたしはこのピアノコンチェルトの生演奏を、できればウィーン・フィルの演奏で聴くのが夢、になりました。
去年、その夢が叶うかも? の機会がきたのですがチケットが取れなくて泣く泣く断念。
それがあなた! 西本さんの指揮で聴ける場が設けられたと新聞に広告が出たではありませんか!
そりゃ、チケット、買うでしょ! そうでしょ!!
というので、聴きに行ってきたわけです。

いやぁ、嬉しかったあ。
テレビの音楽番組でもCDでも、ましてやカセットでもない、本物のオーケストラの『皇帝』。
そして西本さんの指揮。
これが至福でなくてなんだというのでしょうか。
協奏曲なので、第三楽章までしかないのがほんとに物足りないほどでした。

ただ。
わたしはひとつ失敗をしました。
西本さんの指揮なら席はステージに近いほうでないとアカンのに、音的にはきれいに届く奥の後方席を取ってしまった、てことです。
おかげで西本さんの指揮がぜんぜん“観えない”。これは痛恨のミスでした。
やっぱ西本さんは観ないと! 聴くだけでなくて!
極上のエンタメの場合、ゼゼコはけちってはダメですわな。
とはいえ念願の『皇帝』の初生演奏は、とても感動しました。
と同時に、次回にウィーン・フィルが『皇帝』を掲げて来たら、なんとしてもチケットを取って聴きに行ってやる! という新たなる野望を抱いたのでありました。

2015.6/4 ブダペストフィルハーモニー管弦楽団
於:東京オペラシティコンサートホール

・ベートーベン:序曲『コリオラン』Op.62
・ベートーベン:ピアノ協奏曲第五番 変ホ長調『皇帝』Op.73
[ソリストアンコール]
・クレメンティ:3つのソナタより op.33-3 ハ長調

・ベートーベン:交響曲第七番 イ短調 Op.92
[オーケストラアンコール]
・モーツァルト:フィガロの結婚序曲



<おまけ>『変奏曲』ウォルフデビューリサイタルのシーン
(竹宮先生ごめんなさい)

憧れは本場ウィーンの国立歌劇場。
ええなぁ・・・・・・・(うっとり)


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