女王様の後姿。


治郎丸さんがお知らせしてくれているのを読み
「これは買わねばなるまい!」
と、鼻息を荒くして買って来ました。
寝る前にじっくり読もうとおもっているので、まだパラパラとしか見ていませんが、まあ、使われている写真の素晴らしいこと!
緊迫のレースの一瞬を捉えたものから厩舎で“のへっ”としてるようなものまで。
どれもが美しくて、可愛らしくて、それを見ただけでウルウルしてしまいました。

わたしはウオッカのことを、ずっと『女王様』と書き、そう呼んできましたが、だからって彼女は決して“無敵の女王”ではありませんでした。
というより、ダービー後は負けてばっかだった印象があり、その証しに、わたしの予想記事を読み返すと、ウオッカが出るレースに関しては、やたらと不安だ、不安だ、と書いているのです。
なのにいつの頃からか『女王様』に……。

それがいつだったのかは、よくわかりません。
なんか知らんうちに『女王様』になってて、でもそれが不自然じゃないコでした。
とにかくターフで圧倒的に存在感があるから。
不安だ不安だ、と書きながら、すべてのレースでわたしはウオッカを予想に絡ませているほどに。
そういう、人を惹きつけずにはいられない魅力を持ったコであったのです。

こうして思い返すとウオッカのダービーを観たことは、ほんとうに幸運だったとおもいます。
当日の記事にも書いていますが、レース後はずっと
「女のコだ! 女のコが勝った! 女のコのダービー馬だッ!!」
そう叫び続け、そのあとのウチのおじさんたちのNHKホールのライブに行っても、仲間に
「女のコがダービー馬になったの!!」
と、ひとりで興奮して訴えていたのをいまでも覚えているのです。
それほどに、あのダービーは凄かったわけで、きっとわたしが生きているうちにはもう見られないともおもうのです。
だからもう、ホンっトに現地で観られてよかった!


ここ数年、女のコがとても強い感のある競馬ですが、それでもウオッカの魅力を超えるコは、そうは出てこないとおもいます。
今年の桜花賞馬・アパパネも強そうですが、果たしてウオッカのような存在感を醸し出せるかどうか。
それは見守るとして、でもやっぱり女王様はウオッカだけであって欲しい、ともおもっていたりします。
女王様の背中は遠いもの、であるべきですから。

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