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その当日にブーたれるのもなんなので、とりあえず1日置いてみた。

成人式での晴れ着の話である。

古今ともに女性は振袖が多く、男性は羽織袴も目立ってきたような昨今であるが、今回はその振袖。
わたしの認識では、振袖というのは未婚女性の着るもの、なのであるが、どうやら最近は若い既婚者なら着てもいい風潮だそうで、ぶっちゃけそれってどうなん? なのである。
というのも、昨日の成人式関連のニュースに、東日本大震災の被災地で成人を迎えた女性を、赤坂テレビ局とお台場テレビ局が内容ダダカブリで報じており、そのどちらのお嬢さんも、既婚なのに振袖を着て式典に出席していたのである。
えーと、それって……。
と、テレビの前で唸ってしまった。
しかもお台場局で密着していたお嬢さんは、はじめ、振袖なんて買ってる場合じゃないから式に出ない、と言っていたので
「スーツで出席すればいいがな」
と、つい、突っ込んでしまったのであるが、彼女にその選択肢はハナから無い様子。
結局は、地元の呉服屋さんが被災した新成人女性たちに振袖をレンタルしてあげましたよ、で、一件落着なのであるが、わたしには

振袖が無いから式典に出席しない

という思考回路が理解不能なのである。
成人式の式典とは、いったいなんなのであろうか?
振袖のお披露目会なのであろうか?
わたしは違うとおもっているのだが。

さらに驚いたのが、そのお嬢さんのご母堂にも
「あんたは既婚者なんだから振袖はやめなさい」
と、我が娘を嗜める様子がなかったこと。
まあ、解りやすくそりゃそーだという話なのだが、でも、こう言っちゃわるいが東北のほうが、しきたりとか習慣(特に冠婚葬祭の)にやかましいイメージがあって、成人式って冠婚の“冠”だよなー、でも既婚の娘の振袖にはなんも感じないんだ、ふーん、と。
どうにも腑におちない。
じぶんが着たいから、娘の晴れ姿が見たいから、という理由が主でこれまでのマナー(ルール)を無しにしようとしているように見えて仕方なかった、申し訳ないけど。
そして、こういう人たちって、自身の結婚披露宴に新婦友人が白い服着てきたら最大級に文句言いそうだよなー、と勝手な想像もしてしまった。

というかね。
これ書くために、現代の振袖事情をまず調べて、そんで『若い既婚女性の振袖が有りになってきている』と知ったのだが、だったらさあ! と言いたくなったのだよ。
結婚披露宴の新婦友人の白い服も、ご祝儀相場も、その他諸々冠婚葬祭のマナーやルールに、もう必死に調べて従わなくてもいいよな! と。
だって、しきたり・習慣は移り変わるんでしょ?
だから若い既婚女性の振袖は有り、になってきたんでしょ?
ほいだら、若い女性の
「振袖、着たいんだもーん!」
だけがまかりとおって、そのほかの
「祝儀相場とか言われても、今月はこれで精一杯なんだけど」
「忌み言葉とかわかんないんですけど」
「水引のカタチの意味とか知らないし」
「披露宴でも白い服着たいんだもーん」
などがまかりとおらないのは勝手過ぎるやん。
ご祝儀が相場より少なくても、うっかり忌み言葉でお祝い述べちゃっても、水引を間違えた袋でも……とにかく冠婚葬祭のやかましい色々からはずれてても、非常識扱いしないでよね! と言いたくなったのだよ。
はっはっは。
ま、わたしもこういうことが気になって仕方なくなったということは、立派な口やかましい中年になった、という証やね。
なにしろわたしの成人式は、すでに四半世紀前の話だものな。


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Comment








成人式のニュースでインタビュー受ける、似合わない振袖や紋付袴姿のオンパレードな新成人を見るたび『こいつら本当に20才なの?』と言いたくなります。

この新成人達の親世代あたりは、自分が振袖至上主義の第一期でしょうから、子供も同じように着飾らせなくちゃ!と考えるのでしょう。

成人式の意味も、着物の作法も、親子ともども全く考えて無いに違いないですよ。


結婚式なんかと違って、マナー違反にうるさい中高年が会場にいないっていうのも一因かな〜。

from. まきねぇ | 2012/01/12 01:26 |
>まきねぇ様

わたしたちの時代よりも、もっといまの若者たちのほうが、形式(見た目?)にこだわるみたいですね。
だから、振袖が無いなら式典に出ない、となってしまう。
選択肢とか、別の意味とかは考えたりしないのかなあ? と、はるか昔の新成人は首をかしげるのであります。
と同時に、マナーやしきたりが移り変わるのはいいけど、じぶんたちに都合のいいように解釈して、ごり押しして変えているように見える部分は眉をひそめたくなりますね。
from. 夏葉 | 2012/01/13 22:28 |
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