そうだ、京都寄ろう。-幸ちゃんの目線を追って-
12/29の大阪城ホールファイナルの翌日は、せっかく関西に来たのだから、っつーことでプチ観光して帰るのが常です。
で、昨年末は、坂さんの書写真展でお財布事情さえ許したなら間違いなく購入していたはずの作品の舞台が京都だということで
「そうだ、自身で買えないなら、せめて同じ被写体を見て、同じように撮影して、それで慰めようじゃないか!」
そうおもいたち、同行の友人も坂担であり、ましてやその昔、坂さんがラジオ番組で主催した写真コンテストで受賞もしたことがあるカメラ女子、という経歴の持ち主なので
「ねえねえ、大阪の帰りに京都に寄らない?」
誘いをかけたら案の定
「いいですね! わたしが買いたかった写真も京都で撮られた作品だったんですよ、ぜひ行きましょう!!」
そういうことになったので、生憎の雨模様でしたが、久しぶりに京都に行ったのであります。

年末に開催された書写真展に赴かれた方はおわかりかとおもいますが、京都で撮影された作品は数点ありましたが、我々が惚れたものは『高台寺』と『祇王寺』での一枚でしたので、位置関係からまずは『高台寺』へ。
京都には何度か訪れましたが、このお寺には初めての参詣。
庭が見事で静かな佇まいの、立派なお寺で、境内には重文の建築物だらけ。
豊臣秀吉の正室・ねねが出家後に余生を過ごし、亡くなったお寺なのでそれもとうぜんなのですが、わたしたちのお目当ては、そういう歴史的価値のあるものではなく、ただただ“竹林(ちくりん)”、なのであります。
その竹林は、拝観順路に従って進むと、最後に遭遇できるのですが、ようやくたどり着いたときの感激は、どう表したらよいのでしょう。
間違いなく、まーちーがーいなぁーく、この光景を幸ちゃんも見たのだ(しかも過去数ヶ月以内に)、とおもうとカメラを持つ手がちょっと震えるのであります。

そんななか、最近めっきり容量が少なくなりなおかつ保存能力が衰えた脳内メモリ内部から、記憶保存した(はずの)、欲しかった写真と同じアングルを求め、天に向けて伸びる竹の群れを見上げます。
ああ、しかし忌まわしきはこの天候であることよ!
やむ気配のない雨粒が、容赦なくわたしたちのカメラレンズを直撃するのです。
我々はカメラ本体及びレンズを拭いつつ、なんとか幸ちゃんの写真と似たようなものを撮ろうと必死。
「こいつら、なんで竹の写真ばっかり、しかもレンズを上に向けて撮ってんだ?」
そう訝しむほかの観光客の皆様をやり過ごしつつ、なんとか少しでも惚れた一枚に近づきたい一心で。
ギャラリーのおねいさんのお話曰く、何かのきりかぶにカメラを置いて撮影した、というのでそれらしきものを探したのですが見つからずで、仕方ないので雨でぬかるみまくっている地面すれすれまでしゃがみこみ、カメラレンズを天に向け、色調をグリーンと青強めに調整し、とにかくシャッターを押し続けたのであります。

そしていちばん近い感じに撮れたかな〜〜? という一枚がこちら。

ほんとはもっと竹がいっぱいあったような気もするし、色調ももっと青とグリーンが強かったとおもうし、もしかしたら、幸ちゃんが訪れたときは拝観路が竹林の中央部に入れるほうだったのかも、なのです。

ついでにどうでもいいけど、おなじ被写体でわたしが作る幸ちゃんの真似っこ書写真はこうなります。


さてお次は『祇王寺』。
東山⇒奥嵯峨、という凄い移動ですが、実際に幸ちゃんもそうしたのだろうから(しかも将軍塚にも立ち寄ってるし!)、我々も行くのです!
同行の友人は、『祇王寺』作品に写っていた猫ちゃんに、絶対に会いたい、と意気込んでおりますが、なにしろ12/30は、いわゆる“冬時間”というやつで、たいていの神社仏閣の拝観時間が17時前で終わってしまうのです。
ここにきて、天気のほかに時間との戦い、というものまで加わり、我々は少し焦りつつ嵐電嵐山本線にて、清少納言が
「野は嵯峨野 さらなり」
と絶賛したかの地へ、向かったのであります(書き方がサカジュンっぽい)。
そして拝観時間終了間際に、我々は静寂に包まれた草庵の庭に到着しました。

このお寺にはわたしは2度目(前回は20代の頃)なのですが、あらまぁ、なんでしょう、この風情の善さの素晴らしさは!!
こんなに素敵な雰囲気のお寺だったかしら?
侘び寂びの空気感満載で、11月に奈良に行ったときの妹の言葉を借りるのであれば
「ぜーふーハンパねー」(意訳:風情が半端でないほど素晴らしいですね)
というやつです。
寺としては、わたしは先に訪れた高台寺より、こちら祇王寺のほうが断然! 好みです。



いやいや、目的は猫ちゃんでした。

我々はあの写真は、幸ちゃんが偶然に撮影できたもの、だとおもっていたのですが、実はそうではなく、あの猫ちゃんはかなり有名な、このお寺のアイドルにゃんこだったようです(帰京して調べた)ので、この日もちゃあんと、居てくれました。
しかも観光客に過ぎるほど慣れており、カメラ向けても動じない大物っぷり。
御名は「まろみ」ちゃんと申される由。
その由来は、お顔をアップで見たら一目瞭然、なのでした。
ここでの写真は、わたしより同行の友人のほうが、一生懸命に幸ちゃんの作品に似せて撮ろうとしていたので、わたしは邪魔しては悪いので、ちょっとだけの撮影になりました。
てなわけで、その一枚(展示作品同様、モノクロ処理してあります)。


再度どうでもいいですが、幸ちゃんの真似っこした書写真はこんなんです。

さて、これであとはわたしが惚れたもう一枚『三国港』の舞台である福井へ行くのみ! なのでありますよ。
ずぇったい、行くからね!





みたび、どうでもいいですが、大阪の宿から撮影した夕景。
右下に城ホール。


それと高台寺の近くで食したランチ『ゆば御膳』。
これがやたら美味でねぇ。
仕事でファイナルに参加できなくなってしまった友人にも食べさせたい、とおもったよ。


撮るんです comments(2) trackbacks(0)
Comment








>T'sTさん

ほんと? ちゃんと撮れてる?
よかったー(ホッ)。

My書写真で、竹林のほうの字はマウスでの直筆でやんすよ。
from. 夏葉 | 2013/01/06 20:05 |
す!すげー!(≧∀≦)
よく撮れてるよ!♪
アタシ的には夏葉さんの書写真作品も良いです。ありです!
思わず吹き出し笑い(*^。^*)
from. T's T | 2013/01/06 13:57 |
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