同志よ!

本日の朝刊に発見し、つい声に出して言ってしまったのがこのエントリタイトル。
是非ともこの方にも【「させていただきます」乱用撲滅委員会】入会して欲しいものです。


あのさ、ほんと、この「させていただきます」をお使いのみなさん。
これで謙譲語使ってるとおもったら大間違いだからね?
今一度説明するけど、「させていただきます」は
ア)相手側又は第三者の許可を受けて行い,
イ)そのことで恩恵を受けるという事実や気持ちのある場合に使われる
出典:文化庁の「敬語の指針」のP.40〜41
ものですからね? 
たぶんね、皆さんね、「許可を受けて行い」の部分だけをフューチャーしてますでしょ?
だからなんでもかんでも
「させていただきます」
になっちゃう。

とてもわかりやすい説明文がココにあったので引用しますね。
「それでは説明をさせていただきます」は誤った敬語の使い方です。
「させていただく」は、自分が行うことを相手の許可を受けて行い、
それを行うことで自分が恩恵にあずかる場合に使用します。
つまり、相手の許可を受ける必要がない場合は使用する必要がありません。
「次の章で説明をさせていただきます」は、
誰かの許可を受けなければいけない私の行為ではないので
「次の章で説明をいたします」が正しい敬語の使い方になります。
ね、明解でしょ?
もとから、相手がなんと言おうとあなたがその行為をとりやめないことは決まってるんだから、へんに謙遜しなくたっていいんです(らんぼうな理論)。
丁寧な言い回し
「〜致します」
でじゅうぶんなんです。


ここでひとつ、わたしが実際に職場の若手に注意した事例を挙げましょうか。
その若手はネットで調べ物をしていて、欲しい情報を持っていそうな会社の公式サイトを見て電話をかけたのです。
そのとき
「御社のホームページを見させていただいてお電話させていただきました」
と、やらかしたので、電話が終わったあと
「先方は「ぜひ見てくれ」とサイトを開設してるし、どうぞ問い合わせてくださいと電話番号を開示してるんだから、あなたは許可を得る必要はない。「御社のホームページを拝見してお電話致しました」でよい」
と説教かましてしまったというエピソード。
その若手は終始キョトンだったので、お局がうるさかった、だけなオチなんだけど、でもこうして教えることのできる年長者がいないから、誤用・乱用が蔓延るのだという現実に立ち向かうには
「チョー上から目線〜〜〜」
と影で言われようが、言い続けるしかないのだとおもいます。

SNSやネットだけの用語を駆使できるのもいいけれど、きちんとした日本語も使えるほうがぜったいに大人としてはカッコイイはず。
なのでせめて我々の年代は
「させていただきます」
は、正しい場面で使いましょう。
がんばれ、あたしたち!
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Comment








>mayoko様

耳に入りすぎて・・・・・確かにありますね。
わたしの場合「させて頂きます」が飛び交いすぎていて、間違った使い方でないのに、それを聞くとイラッとしてしまうようになったりしてますが、その逆で、使うようになってしまった人もいるでしょうね。
あと、今回mayoko様が挙げた「見させてもらって」はいわゆる「“さ”入れ言葉」にあたるとおもいます。
「見せてもらう」でよいのに「見“さ”せて」と「さ」を入れている事例ですね。
でも最近は、この「“さ”入れ言葉」も間違いではないと提唱する言語学者が居たりして、またまた難しくなっています。


>juju様

挙げられたのは「バイト敬語」ですね。
もうこれはわたしは諦めてます(笑
ダメなんですよね、若者たちは、何度注意しても。
身に沁みついているようです。
言葉は時代と共に意味も使われ方も変わっていくので、あと20年もしたら、バイト敬語が一般的になっているかもしれません。
あんまり想像したくないですけど(`-д-;)ゞ


>T'sTさん

入会ありがとう!
たぶんね、それしか【敬語】を知らないんだとおもうのよ。
もっと言葉数も少なくて、あっさりした【敬語】もあるのにね。
日本語は確かに難しいけど、母国語だもんね。
ちゃんと使いこなしたいよね。
from. 夏葉 | 2016/06/08 21:10 |
はぁーい!
ワタシも入会しまぁーす!!(^^)/

そうなんだよ。
ほとんどは いたします で事足りるよな。
昼間一緒に仕事してる外国籍の先輩もこの言葉には首かしげてんだぞ?!
母国語をちゃんと使えるようになりたいねぇ。
完璧は無理でも、努力しないとね。
from. T's T | 2016/06/08 20:07 |
こんばんは!
私も今はすっかり市民権を得ている「〜的には」「〜ほうから」「よろしかったでしょうか?」なんて死ぬまで使いたくないです(笑)
がんばりましょう、あたしたち!

私が活動している団体のボランティアの学生さん達も、皆んないい子なんですが、もっと耳触りのいいきれいな日本語を使えば「もっと自分のいいたいことが伝わるのに」といつも思います。
それは時代が変わっても同じですよね?




from. juju | 2016/06/06 22:35 |
フレーズが耳に入りすぎて知らずに使ってるケースもありますから、なかなか難しいですね。
自分では、「見させていただいて」とはあまり言わないのですが、
「見させてもらって」とは言いがちな気がして…これはどうなんでしょうか…。
from. mayoko | 2016/06/05 10:27 |
>ハッカ飴さん

「すいません」
それ! 某有名予備校人気講師も指摘してました。
「すみません」
が正しいのですよね。
「済む」
の変格だから
「すい」では成り立たない、と。
わたしはとても気をつけて使っています。

その同僚、もしわざとだったらある意味大物かもしれませんね。
from. 夏葉 | 2016/06/04 14:40 |
こんにちは!
アタシも自分の事は棚に上げ誤用は気になる方です。
(御用だ!御用だ!!)
最近超いら立つのが『すいません』
職場の同僚(同級生)が仕事のメールで乱発。
謝らなくてもいいことに使うし、仕事のミスも多くその度『すいません』ってことで、余計にイライラ。
「すみませんだろが!国立四大出てそんなかよ!」と僻み根性丸出しの器の小さい私が通りますよ。
でも最近、考えたんですよ。そいつわざとだったりしてとか。
アタシも謝りたくない事に使ってみようかな☆人は選ばなきゃ馬鹿だと思われるけど(笑)
from. ハッカ飴 | 2016/06/04 14:15 |
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