名作ふたたび。
評価:
宮部 みゆき
小学館
¥ 2,052
(2001-03)

昨晩と今夜の連続で、東京タワー局(移転前)さんがドラマ化してくれたのをやってる。
いっぺんに観て楽しみたいので、録画した昨夜放送分はまだ見てない。
けど、ちょっとだけ昨夜のオンエア中に「チラ見」したら“今回は”原作に忠実っぽかったのですこし安心した(いやまだ全部見ないとわからないんだけど)。

もうね、ほんとにね、何年恨んでるんだと呆れられようとも、わたしはこの作品の最初の映像化作品である映画版については生きている限り
「最低」
と言い放ってやると決めているので、今回も言う。
森田芳光を神様のように崇めているひとには申し訳ないが、だったらわたしは『模倣犯』を神様のように崇めているので、その作品をあそこまで酷く侮辱しやがったことで「お互い様」として許してほしい。
唯一、あの映画で誉めるところがあるとすればそれはピースを演じた中居を美しく撮ってくれたことだけ、だ。
物語の内容はともかく、あの映画での中居はほんとうに綺麗だった。
特にヤマメを釣っているシーン(原作にはそんなシーンはない)は、何度見ても惚れ惚れするほどだった。
ぶっちゃけ、単に中居を綺麗に撮るための作品だったんじゃないか、と言ってもいいくらいに。

でも、それだけだった。
映画は酷かった。
真偽のほどは知らぬが、試写会の途中で原作者の宮部さんが怒って帰ってしまった、という逸話も信じてしまえるほどに無茶苦茶であった。
それでも当時中居班であったわたしは、この作品を3回観た。そしてDVDも買った。
が、何度見ても美しい中居を堪能する以外にはなんの感動も得られない作品であることに変わりはなく、原作ファンとしてはほんとに情けなくも悲しいきもちを味わったのを忘れていない。

なので今回のドラマ化の話を聞いたとき、久しぶりに『模倣犯トラウマ』的なものがざわめいて
「おい、ほんとにだいじょぶか?」
心配のほうが大きかったのだが、昨夜の「チラ見」だけだが、なかなか見られそうな気がしている。
特に有馬さんを演じている橋爪さんがよかった。
映画版の山崎さんもよかったけど、橋爪さんはより下町のおじいちゃんぽさが出ていて
「お、原作っぽいぞ」
とおもわせてくれた。

さて、今夜放送の後編と合わせて、今週末、口やかましい評論家ぶっていっぺんに見ましょうかね。


ところで『模倣犯』の続編にあたる『楽園』がWOWOWでドラマ化されると聞いた(!)
うう、見たい、見たいぞ・・・・・・!
WOWOWって、どうやって加入するんだっけ・・・・・・。


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