角打ち『なぎら酒店』。


子どもの頃、夕飯どきになると
「お父さん呼んできて」
とおかんに言いつけられておとんを迎えに行った近所の酒屋は角打ちだったわけで、当時は酔っぱらったおとなの男のひとしかいない、イヤな場所だったけど、今ならなんていい場所だろう! と、歳とった娘はわかるわけですよ、お父さん。
最近では密かに人気らしくて、こんな記事まで出てくるようになった角打ち。
ですが本日、この記事には紹介されなかった、一日限定の角打ちっぽい空間を堪能して参りましたよ。

いやほんとにね、なんど
「あー、酒呑みながら聴きたいわあ」
そうおもったことか。
とにかくシブい。
いろいろシブい。
とことんシブい。
ひたすらシブい。
なんつーかさ、こう、酸いも甘いも噛みわけちゃってるおじさんの、真骨頂を見た、感じ?(あまりに独特な雰囲気のため、おもわず半疑問形でおわってしまう)。
適度な薀蓄あり、軽度の毒あり、絶妙なボケあり、15分の休憩あり、でこれまでに味わったことのない感覚。
いやー、おもしろかったわ。
ウチのおじぃたちも、あと10年くらいしたら、あんな空気のコンサートをやってくれないかなぁ。
すっげーかっこいいとおもう。

あ、音楽的にも素晴らしかったですよ。
バンドのみなさんの音もいいし、なぎらさんはギターも歌もうまいし、なにより声が坂さんのそれと合うし。
会館は小さくとも、コンサートのクォリティとしては最上級の部類に入るとおもいましたよ。
行ってよかったです。
チケットの発売情報を『区民だより』で見つけてくれたおかんに感謝・感謝。


ところで客層は、大半が関係者か地元の招待客? な年齢層高めで占められていて、わたしの左隣のごま塩アタマのおとーさんもたぶんこういうコンサートが初めてっぽかったのですが、よほどなぎらさんの歌がお気に召したか、15分の休憩中になぎらさんグッズをけっこう買い込んできたり、チラシと一緒に配られたコンサートのアンケートに大きな文字で
「楽しい!」
と書いていらっしゃいました。
最高の賛辞ではないでしょうか。
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