元祖。

わたしを新感線の世界に誘った連れが
「これよ、これなのよ! 『髑髏城』はこうでなくちゃ!」
今にも泣きださんばかりの勢いでそう感動していたので『元祖・髑髏城の七人』と言えるとおもうわけだが、確かに。
これまで観たなか(2011年版も含む)でいちばんテンポがよく、わかりやすく、面白かった!
席の位置の関係もあるかも、だが、演者さんのセリフもよく聞こえたし。

なによりキャスティングがよかった。
前作・前々作も決してはずしてないけど、今回のメインの役どころの男性俳優陣があまりにもハマってて、もうしんぼう堪らん! という感じ。
意外、と言っては失礼なんだけど、マツケンがこんなに捨之介と天魔王に合うとはおもっていなかったので、オドロキと共にああ、この捨之介(天魔王)がいちばん「らしく」見えるな、と妙に納得させられた。
そしてそして、そして!
特筆すべきは蘭兵衛を演じた向井理くんですよ! なんなの、あのかっこよさはッ!! そして立ち姿のすっきりとした美しさは!!! 
蘭兵衛のトレードマークであるストレートロングの黒髪があんなに似合って、艶(いろ)っぺぇ蘭兵衛、初めてじゃね?
あたしゃ完全に目を奪われちまったよ。鼻息も荒くなるよ!
そんな美しい「天魔王×蘭兵衛」(←BLの公式)のシーンには我知らず “萌えて” しまったのだった(〃▽〃)。
うきゃー!!
でも蘭兵衛の殺陣がちょっと残念で、ここに関してはやっぱり早乙女太一くんの右に出る蘭兵衛はいないなぁ、とも感じた。
ていうか、蘭兵衛に関しては、外見・向井君、殺陣・太一君、演技・ヤマコーという、3人を足して3で割ったら無敵最強だとおもう!(そんな俳優さん居らんがな)

あとは私的にヒジョーに楽しみにしてた生瀬さんの演技。
こちらも最高! 胡散臭さといい加減さ満載の狸穴二郎衛門にベストマッチ! 完全にわたしのアタマの中では「二郎衛門=生瀬さん』でインプットされてしまったよ。

しかし敵地に乗り込んでの “百人斬り” のシーンは毎回毎回演出を変えてきてアタマがさがる。


ここだけの話しなんだけど、マツケンの捨之介が出てきた瞬間、妙な既視感を覚えたのね。
「なんだろう、この人のこと知ってる感がある・・・」
てなふうに。
でもマツケンが捨之介演じるのは初めてだからどこかで見たはずもなく、その既視感の原因がずーと不明で、物語を楽しみながらもどこかで悶々としてたのだ。
それがクライマックス付近でとつぜん
「あ、頭(かしら)だ!」
と判明。

頭(かしら)ってのは今放送中の大河ドラマで、柳楽優弥が演じてる盗賊団の頭目ね。
このドラマ内での数少ない実在しなかった脚本家のオリジナルキャラなんだけど、そのかしらとマツケンの捨之介の雰囲気がすっごくよく似てたのだ!
ということで次回、何年後かにまた『髑髏城』上演する際は捨之介に柳楽くんをキャスティングしてみてはどうでしょう、いのうえさん。

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