めんどくさいラフマニノフ。

2018.7/14 日本フィルハーモニー交響楽団(定期演奏会)
於:横浜みなとみらいホール

・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
・ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 作品27

[ピアノソロアンコール]
・ショパン:ノクターン第20番 嬰(えい)ハ短調「遺作」


言うてもまだまだクラシック初心者なので、実はラフマニノフのシンフォニーを今回初めて聴いたのであります。
ありますのですが。
えーと・・・。
うーんと・・・。
あの、その・・・もう、差別になるかもとかそういう配慮いっさい抜きで言っていいですかね?

「ラフマニノフ、躁鬱病かよ!」

すみません、すみません、言葉が悪くて。でも率直にそう感じてしまったので。
それほどに “これまで聴いてきた” 交響曲と違ったものだったのです。
とにかくひとつの楽章内で「起伏」が激しい。
演奏スピード然り、曲調然り。
同じ楽章でこんなに変えてこられたらわけがわからん! というくらいコロコロ変わる。
アル中にわかりやすく言うならファンになって初めて《組曲》聴いたときの
「え、これ、全部おなじ曲なの? 次の曲に入っちゃってない?」
ていう戸惑い、あれでございますよ。
あれを、久々に感じたのです。
で、渡された簡易プログラム(公演案内)を読んだら、やっぱりラフマニノフにはメンタルに支障をきたした時期があったらしくて、それを乗り越えて作曲されたのがこの交響曲第2番だったと書かれていたので、とても納得できたのでした。
それとわたしの戸惑いの要因はもうひとつあって、一般的な交響曲や協奏曲は主題はひとつなのに対して、この2番の第一楽章にはふたつの主題が入っていること、でした。
そりゃふたつもあったら−しかもその主題が似てたらいいけど、正反対なんだもの−曲の印象を捉えるのが難しくなるわけですよ。
やれやれ。

でもそういう感覚を味わえた、そのことはとてもおもしろかったです。
これまでの演奏会では決して得られなかったので。


それと。
今回もチケット代をケチってしまったので、西本さんからはるか遠い席&視界がバルコニー席特有のパイプ製手すりに遮られる、という悲しい事態になってしまったので、西本さんが振る公演ではやはり相応の対価を払わないとアカン、と猛省しました。
前にもこんなこと書いたような気がしますが、今度こそ身に沁みましたので、次回はちゃんと、ゼゼコ払います。
くすん。

そんな席から見た西本さんは、この日もパワフルでした。まるで体操してるかのように(笑)。
一度だけ、指揮台に「踏み込む音」が聞こえ
「これこれ、これが西本さんよね」
と、嬉しくなりました。
また西本さんで『新世界より』聴きたいなぁ。

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>juju様

お褒めの言葉恐縮です。
でも小・中・高と「読書感想文」は苦手でしたよ。
あれは「理想形」がありますよね? そういうのがダメだったんですね。
ここはわたしが好きなように書けるから、書けているのだとおもいます。

クラシックや舞台は料金が席によって違いますが、その差もはっきり出るのでほんとうに悩みます。
それなりのお値段の席には、やはり何かしら「ある」ので(笑)。

娯楽にかけられるお金がもっと捻出できればいいのですが、なかなか・・・。
from. 夏葉 | 2018/07/20 22:36 |
聴いた曲の感想を文字にできるってすごいなあと、改めて思わせてもらいました。
中学校の音楽の時間、レコード鑑賞の感想を書けと言われ、固まっていた自分を思い出します。

それにしても席によって料金が違うと悩みますよね。
クラッシックは途中で寝る恐れがあるから後ろのほうでいいとか、ピアノコンサートは弾いている手を見たいから前列がほしいとかあるのですが、それ以外はどうしようかなといつも迷います。
仙台で劇団四季を一番安い席で観たら、柱が邪魔で5分の1ぐらい見えませんでした(笑)


from. juju | 2018/07/16 10:58 |
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