ゴテゴテ。
この本の著者である群ようこさんはウチのおじぃたちと同い年なので、この系統(体に関すること)のエッセイを読んでいると、同じような悩みや不調を、お三人も感じていたりするのかしら、一見とてつもなくお元気そうだけど・・・などとちょっとおもうのであります。

というのは前置きです。

本作は、ヒトの体のパーツや臓器、加齢に伴い必ず訪れる現象からひとつテーマに選び、いつもの「群節」で書き綴られた短編連作であることが、目次を見れば「皺」から始まって「気管支」「足の小指」「男の乳」と続き、「脳」「膝」だけでなくなんと「尿もれ」まで出てくるので一目瞭然なのです。
そんな中で「爪」をテーマにした章があり、わたしはそこに書かれていることに共感を覚えたので、今回はおもいきってそれを書いてしまう、のが主旨のエントリです(なぜ「おもいきって書いてしまう」ことになるのか、は、このあと読んでいただければわかります)。

てなわけで書きますが、群さんはこの章で
男女問わず、きちんと爪の手入れをしている人は好感度が高い。
から書き始めていますが、だんだんと雲行きは怪しく(笑)なり、とうとう
ネイルアートやつけ爪やジェルネイルなど、次から次へとさまざまにものが出てきて、爪を飾るのに抵抗がなくなってきた。私は爪の上にあれやこれやとパーツをのせるのは、人がやっているのを見るのも嫌いである。
と白状しています。


実は、わたしも、そうなんです。

甘皮がきれいに除去されていて、薄い色での着色という程度のネイルならぜんぜん平気なのに、キラキラ光るビーズみたいな粒状のやつや、花の形をしてるやつや、ハートだの星だの月だののカタチをしてるものを、爪の表面が見えないほどに貼りつけてる爪とか見ると、もうぞーーーーっとするほど、イヤなんです。あと、マニキュアでパンダだのバラだのイヌネコだのと柄を描いてるバージョンも。
とにかく、あれこれゴテゴテ飾り立てた爪を見るのが、めっちゃ辛いのです。

見ないですむならいいのですが、そうもいかないから困ります。
いちばん多いのが、電車に乗ってて、隣の席の女性がそういう爪でスマホいじってるのに遭遇するパターン。
先に相手が座っている場合は、その隣を避ければいいだけなので楽ですが、わたしが先に座ってるところにあとから来たひとの爪がデコラティブだった時は・・・。
内心「うぎゃー」です。
仕方ないので目をつむるか、隣を絶対見ないようにするか、他に席が空いていればさりげなく移動するか、です。
そのくらい、イヤです。
以前、パソコンやスマホの画面にアイコンがびっしり並んでいるのがイヤ、と書きましたが、ようするにわたしは、大なり小なりの決まったサイズの空間に、ものがごちゃごちゃしているのが、イヤなのです。すっきりさっぱり、が好みなのです。


ということで、ああいうネイルをしてる方々は、きれいな、カワイイ、鮮やかなネイルが楽しく、爪を彩ることで気持ちがワクワクしてくる! のだとわかっているので、これまではおおっぴらに言いませんでしたが、群さんが書いてくれたので、ちょっと便乗してみました。
それだけのことなので、ネイル好きな皆様にはどうかこんなひとり言はお気になさらず、これからもお好きなように爪を飾り立ててくださって構いませんです。
その代わり、わたしもデコラティブネイルを目にした暁には、ポーカーフェイスの内側では「うぎゃー」とおもい続けますので。


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