ダンディーに弱い、の起源。
初めてロードショー公開で観た作品のボンド役はロジャー・ムーアで、小学生でした。
小学生で『007』を観るってどうなん? とおもう方も居られるやもしれませんが、オトンがとにかくこのシリーズがすきで、じぶんが観たいからわたしを口実に映画館に行っていたのだからしょうがないのです。
とはいえわたし自身も楽しんでいたのもまた事実。
ストーリーはスピード感あるし、未来っぽいメカや武器がたくさん出てくるし、わかりやすい勧善懲悪だし、舞台になる外国の景色は美しいし、小学生でもまったく退屈することなく観賞できる作品でした。
でも、それよりも何よりも!

とにかくジェームズボンドがカッコいい!! 
わけですよ。
長身で甘いマスク。会話はおしゃれだし女性に優しいし、どんなピンチにも狼狽えず涼しい顔で切り抜ける。
クラスのアホ男子にげんなりさせられていた小学生女児はもう
「ひゃああああ〜〜(はぁと)」
一発で虜、になったのであります。

ところが。
今度はテレビでショーン・コネリー版のボンドを見ちゃったら、あぁた!!
ロジャー・ムーアの数倍・・・・・・数十倍、んにゃ数万倍もかっちょええじゃあ、ありませんかーーーッ!!
なにこのときめき!
「ひゃああああ〜〜」どころの騒ぎではありません。もう「うわぁぁああああ!!」です。「どひゃーーーーッ」ですよ。
吹き替えを担当していた若山 弦蔵さんの低く甘い声も相まって魅力は5割増し。
わたしのボンド像はあっという間にロジャー・ムーアからショーン・コネリーに上書き更新されたのでした。

当時、わたしはまだ《ダンディー》という概念を知りません。
でも、同じく小学生で『スターウォーズ(エピソード4)』を観て、友だちがルークがいいと言っているのを横目に(ハン・ソロ(ハリソン・フォード)のほうがカッコいいのに)とおもっていたほど、渋めな男性に心惹かれる傾向があったわたしが、ショーン・コネリーに魅力を感じる理由には間違いなく《ダンディー》があると、今ならわかります。
だってその数年後に、甘い声でシブい容姿の賢様にがっつり! 心奪われるんですもの!!

おほほほほ。

見事、わたしの “シブ好み” は賢様に帰結したのでした。


ところでこの放送を、いま、HDDに録りためております。今月末からの10連休でゆっくり観賞するつもり。
元祖・ダンディーを、心行くまで堪能しようとおもいます。


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