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半世紀昔。
評価:
価格: ¥ 1,080
ショップ: イーベストCD・DVD館

ものすごーく久しぶりに長い夏休みを過ごしましたが、特に何もしないのに(ほんとは奈良に行く予定だったのに、台風10号め!)時間は無情に過ぎるものですね。

ということで。

録りためておりますの、おほほほ、と言っていた時からすでに4ヶ月経過してしまって、5月の連休では2作しか消化できなかったので、この休みで観たんです、コネリー版の残り。
そいでしみじみ感じたのが
(ここに映ってる景色って、もう50年以上前のものなんだよねぇ)
ということでした。
舞台となる世界各都市は、フィルムの中ではとても美しいけれど、それはもう半世紀は昔のもの。
さて、現在はどうなっているのかなぁ、とおもいを馳せたりしたのですが、その最たるものが日本を舞台にした『007は二度死ぬ』でした。

これね、凄かったんです、いろんな意味で。
昔、テレビのロードショー番組で何度か見たはずなのに細部までは記憶が無くて、今回新鮮な《驚き》がそらもーーうたくさん。
まずは何度も言いますが、映像にある日本の景色は50年以上前のもの、というのがある種のノスタルジーをそそります。
たとえば銀座4丁目交差点も映りますが、そこにはいまはもう無いネオンサインやビルや、都電までもが見えます。または、昔の丸ノ内線の車両、代々木体育館。
それと、まだ舗装されていない道。
ボンドが敵に追われて都内をカーチェイスすると砂埃がたつ! 砂埃ですよ、砂埃! しかもどうやら港区の住宅街で。
タイヤが砂を擦ってたてる「ズザザザザーーーッ」というスポ根漫画の効果音そのままの音が画面からするのです。グラウンドか、てやつです。
更に、都内の空撮で今のような高層ビル群が見当たらないのもべっくらです。東京の地理が上空から見てわからないのですよ! え、新宿はどこ? 六本木は? 池袋は? 
そんななか、東京タワーが見えるとなぜかホッとたりします。
それに車の交通量の少なさよ!! 50年以上前、まだ都内の道路はすかすかだったのですね。

んで。
脳内BGMが『三丁目の夕日』なのはここまで。
それ以外は《とことん荒唐無稽な日本》の描かれ方へのツッコミに終始できるのも “凄い” 部分です。
そのエピソードはWikipediaの『007は二度死ぬ』の頁が詳しいですが、日本の諜報機関とおぼしき組織の構成員のエリートが《忍者》! てのがナンバーワンだと、わたしはおもいます。
しかもその訓練場が姫路城! で、そこでは空手・居合抜き・剣道という武道をはじめ、手裏剣を投げる訓練なんかも行われている設定なので、もう笑うしかない。
加えて、敵のアジトはどこかの休火山の火口内にいつのまにか作られていて、カルデラ湖でカムフラージュされた出入口はなにかのロボットアニメで見たような? なので、さらにおもしろい。
そして特筆すべきは我が国の誇るべき銃規制法をまったく無視して、いたる所で繰り広げられる銃撃戦の数々です。フィクションとはいえ、日本が舞台とおもって観ていると、どうしても(このあと、日本の警察、どうするんだろう?)とか考えちゃったりする部分もあってフクザツなので、ツッコミなしで観るのは至難の業。
公開当時に本作を観た大人たちは、いったいどういう反応をしたのだろう、とおもいますね。

とはいえそういうものも含めて楽しめた作品ではありました。
丹波哲郎は若くてそこそこ二枚目だし、浜美枝さんの可愛らしさと若林映子(あきこ)さんの美しさはブラボーものだし、当時の人気横綱も本人役で出てるし、敵の作戦はぶっとびのSFチックだし、なによりやっぱりショーン・コネリーのボンドがカッコいいのでありました。







こんなタグあったのね。的のど真ん中射てるわ〜〜。







ふと、あの有名な《007のテーマ》のリフをセンセイが弾いたらどんな感じかな? とおもいました。




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